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~しなやかに したたかに~  乳がんとのお付き合い
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最近、大好きな読書が、し辛くなった。

最近の文庫本なら一冊一時間半~二時間弱で読めていたのに、一冊に数日かかる。



文字が読み辛い。

視力はあるのに、文字を認識できない。

人や物とぶつかりやすくなった。右側だけ。



薬の副作用と思い、次回の?%E:425%#fまで放置しようとしたが、何か気になってきたので急遽?%E:425%#fすることにした。





脳に腫瘍が見つかった。

7cmほどもある。

病歴からして、乳ガンの転移と思われる。









一番考えたくなかったケース。



脳外科は腫瘍が大きいものの、複数でなく一個だけなので手術を推奨している。

今日にでも入院って勢いだったが、10日の猶予を貰った。





少し考えてみます。







症状の都合で誤字脱字のチェックができません。

申し訳ありませんが、このまま書きこみます。

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不思議医院に行くまでは、腕が痛くて重くて、5分歩くことすら出来なかった。
けれど、不思議医院に行った夜、母とお好み焼きを食べに行き、翌日は京都で(休みながらだけど)買い物を楽しむこともできた。

「これは楽勝!」と思っていると、数日後に腕の痛みが酷くなった。
8時間毎に飲む鎮痛剤が、1時間か2時間しか効かない。
レスキュー用の鎮痛剤を飲んでも気休め程度。
それが3日続いた。

次にきたのは、泥のような倦怠感。
身体を引きずるように仕事に行き、動けない日は休んだ。
休暇が残り少ないけれど、そんなこと構っていられない。

それから数日して悪心と嘔吐がきた。
汗は抗がん剤の臭いがする。
それが2~3日続いて、すっと楽になった。


不思議医院の受診は、基本的に二週間ごと。
初回が曜日限定だったが、次回以降は自分の都合の良い曜日にできる。



二回目の受診は、初回から二週間と数日経っていた。
苦しい二週間のことを話すと、「人によっては、一時的に症状が強く出ることがあります」とのこと。
健康食品などの体験談でよく目にする「好転反応」かと、勝手に納得する。
で、そうなる方が治療効果が高くなるとか。

これは嬉しい材料だ。

この日も、診察後に例のシールを貼ってもらい、処方箋を手にして薬局に向かった。

薬局は不思議医院の近くにある。
明るく、ゆったりして良い雰囲気。
処方箋されるのは煎じ薬。
この日も嵩張った袋を抱えて帰った。
昨年は拙いブログをご覧いただき、コメント下さり有り難いございました。

モニターの向こうから、共感し、励まて下さる方がいるということは、本当に心強く、有り難く思っています。


今年もよろしくお願いいたします。



ところで、私はリアルで「除夜の鐘」を聞いたことがありません。
鐘の音を聞こえる範囲に住んだことがないのです。


でも、除夜の鐘のような「新年の音」は、あります。


新年の汽笛。


年が変わるころ窓を開けると、一分間ぐらいかな、自衛艦の汽笛が聞こえるのです。
(この汽笛を鳴らすのは自衛艦だけではないようです)


それを聞いと、新年らしい身が引き締まるような気いがします。
励まされる思いで聞いたり、無意識に一年の無事を祈っています。

てれから、家族で新年の挨拶を交わすのです。


これが我が家の「新年の音」です。
知人に勧められた、広島の不思議な医院に電話をしたのは3月のことでした。
知人の話す「不思議医院」の治療は、正直なところ全くワケノワカラナイものだったので、直接尋ねて自分なりに納得できれば予約しようと思ったのです。

電話で尋ねても、知人の話と同様に具体的なイメージが掴めません。
「経絡を使って免疫力を高めて病気を治す」と言われてもピンときませんし、知人に聞いた「手足に小さなシールを貼った」というのも「???」です。

でも、電話を受けて下さった方から不思議先生への尊敬・信頼が感じられました。
健康保険適用ということは、それなりに効果のある治療のはずです。

診察は半年~1年待ちと言われたので、その場で予約受け付けをお願いすることにしました。


当時使っていた内服の抗がん剤も余り効果がなく、点滴の抗がん剤は次第に副作用がキツくなり、使える血管も少なくなってきました。
「もう限界」と感じたとき、不思議医院の診察の予約ができました。


抗がん剤で体力を擦り減らしながら、せいぜい半年や1年の延命をするより、身体の負担が少ない治療(もしくは無治療)で動ける間は存分に動きたいと思いました。
治療については相変わらず「???」でしたが。


広島まで一人で行くのは体力的にも右手の状態からも自信がなかったので、母に付き添ってもらいました。
初回は一泊することになります。
母と二人の旅行って何年ぶりかしら。
もしかすると初めてかもしれません。
そんな楽しみもありました。


「不思議医院」はビルの一隅にありました。
診察室に入り、経過をざっと話します。(このとき再発した場所は言いませんでした)
紹介状やCTも持たずに行きました。
不思議先生は、小さなハンマー(膝を叩かれるときに使うようなもの)の叩くところが磁石になっているもので、私の右手首と左足首を交互に叩いては脈をとります。
・・それを1時間程も繰り返した末、ガンの場所と大きさを言われました。
それは、私が主治医から聞いたCTの所見と一致していました!


で、噂の小さなシールを手足にペタペタ貼ってもらって終了です。


翌日、貼り替えシールと煎じ薬の処方箋をいただいて、狐につままれた気分で不思議医院をあとにしました。
日曜日、父は老人会の行事で出かけて、母と娘と私の遅い朝食。
他愛ないお喋りをしながら、ゆっくり時間をかけた食事をとる。
食事のあと、食器を洗う。


母は昨夜遅くまで、今日の老人会の行事で必要な縫いものをしていた。こんなときはゆっくり寛いでもらいたい。


「お母さん、コーヒー飲む?」とDVDを観始めた母に声をかけながら、マグカップを三つ並べる。


コーヒーフレッシュの小さな容器のフタをはがして、母のコーヒーに中味を入れる。

娘のカップにはスティックシュガーの口を切って砂糖を入れる。コーヒーの量は半分。冷蔵庫の牛乳を入れると、猫舌の娘には調度良い。

私のは余ったコーヒーと牛乳(ビン入りなので)で充分。


左手しか使えないので、全てが危なっかしく、時間がかかる。

私が用意している間、娘は新聞を広げ、母はDVDを観るふりをしている。


そして三人でコーヒーを飲む。


私が食器を洗うのが当たり前で、私がコーヒーを入れるのも当たり前。

誰も手を出さず、砂糖やクリーム・牛乳を調合したコーヒーを飲む。


本当に何でもないことだけれど、泣きたくなるほど幸せで、母に気付かれないように涙を拭う。
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