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~しなやかに したたかに~  乳がんとのお付き合い
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身内や複数の知人、看護師さんなどに身体障害者手帳の申請を勧められ、私自身も日常生活で不便と感じることが多いので、申請について考え始めたのは二ヶ月前のこと。




主治医に言うと、
「申請に必要な肢体不自由の診断書を書けない。整形外科医なら書けると思う。」と言われました。


身体障害者手帳を申請するための診断書は、どの医師でも書けるものではなく、行政の指定医でなければなりません。

人工肛門などは主治医も指定医になっていますが、肢体不自由は畑違い。
きっと整形外科医だろうということですが、あいにく受診している病院の整形外科は閉鎖中です。


主治医は「指定医を調べておく。」と言ってくれましたが、多忙のためままなりません。
「大きな病院」の整形外科医なら指定医だろうからと、「市内の大きな病院」への紹介状を書いたいただいたのは先日のことでした。

それは良いのですが「大きな病院」を受診するのは一日仕事。また仕事を休まなければなりません。
もし開業医が指定医なら、勤務を終えてから行くことができます。

ふと思いつき(一般人に教えてもらえるか不安でしたが)市役所で聞いてみようと電話しました。

すると、あっさり教えてくれました。



意外なことに、開業医で指定医のところも複数ありました。(かなり大きな医院・病院が殆どでした)

その中に、ある医院の名前がありました。
何と自宅から徒歩5分の「かかりつけ医」余りにも身近すぎてビックリです。



で、夕食前にトコトコ歩いて行って受診し、診断書をお願いしました。ついでに予約してあったインフルエンザの予防接種も済ますてきました。



最初からかかりつけ医に相談するか、難しく考えすぎずに自分で市役所に聞けば良かったのですね。

灯台元は本当に暗かったです。
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紅葉が燃えるような今の時期が大好きです。



風に散らされる落ち葉の音、匂い。朝夕のピリっとした空気。











先々週末、5クール目の化学療法を受けました。


やはり副作用は回を重ねる毎に強くなりましたが、週の後半は勤務できたので良しとします。



昨日、会社で使っているPCシステム関係の業者の方が来られました。



で、私の帽子の理由を尋ねられました。




papagenaの返事



お客様とトラブルになり「誰か一人、頭を丸めて詫びろ」と言われた。誰が頭を丸めるかジャンケンをして負けたのでスキンヘッドになっている。・・これをかなり脚色しました。





冗談の通じる方なので、冗談と受け取ってもらえる読みがあったのですが、表情が真剣です。



「・・というのはウソです」と最後に言って、狙い通りウケたけれど、本気にされたままの方が面白かったかもしれませんね。







やはり仕事に行く方が、気分的には良いようです。











主治医から、今の抗がん剤は6クールで終了し、別の抗がん剤に変更と言われていました。



が、副作用がキツく、抗がん剤の色や匂いを思い出しても吐き気がするのに、効果が出ているように思えません。



右手の症状は腫瘍が原因のものなのに、症状が軽くなるどころか・・。











色々と考えたのですが、しばらく化学療法を中止し、別の治療を試すことにしました。経過観察などは、引き続き今の病院で診てもらいますが、治療は別の病院で受けることになります。



今の抗がん剤、今回で終了しても良いということなので、あっさり5クールで終了です。

効果の見えない治療を続けることは想像以上に辛いことでした。副作用にしても、効果があると思うからこそ我慢できるものです。
私はヘタレなので半年経たずに音をあげました。期間はわかりませんが、辛い治療はちょっと休憩します。
今月から仕事に戻っている。いきなりフルタイム。励まして下さる方には本当に感謝しています。

3ヶ月前「戻ってこれるかな?」と思いながら後にした職場。復帰できて嬉しいけれど、右手が動かない状態で何ができるか不安もあった。
けれど意外と大丈夫。家事は片手で出来ることが少なかったけれど、事務は「効率」を考えなければ結構できる。幸い出来にくいことのサポートなど、理解もあり恵まれた職場。出勤することで気持ちにも張りができたのだが・・

腕の痛みと痺れが、日ごとに酷くなってきた。週末に腕を休めて回復させようとしたのだが、良くならない。痛みと痺れで眠れい。昼間も8時間効くはずの痛み止め、痺れ止めの薬が半分ぐらいしか効かない。何でこんなことになるのか。

痛みと痺れ、右手が動かず感覚がない、命を脅かす病気。せめてどれか一つなら我慢できるのだけれど。
20日に一泊入院で化学療法を受けた。
今回は副作用が(私にすれば)結構キツく、それも入院中よりも帰宅後の方が辛かった。
これなら入院しなくても良いような気がする。点滴後苦手になる食事の匂いも、病棟より自宅の方が楽だし。家で食べたい物を食べたいときに口にする方が楽に違いない。

というわけで次回は外来にしてもらう。週末を希望したのだが、主治医が外来の木曜日は予約が一杯。でも金曜日にしてもらえることになった。



今週は、職場の健康診断もあり、緩和ケアの面談もありで、職場復帰に向けて心の準備もすすんでいる。職場へ挨拶にも行った。
けれど、復帰してマトモに仕事できるか、体力と右手の状態を思うと自信がない。
退院してから、体調はそれほど悪くないのにベッドでゴロゴロしている。

結局、甘えているのだ。ゴロゴロできる環境に。
右手が満足に使えなくてもできる事をしようと思うが・・


簡単な掃除ならできる。

食事の後片付けは何とかできた。鋳物の重いフライパンは洗えなかったけれど。
洗濯と洗濯物を畳むこともできたので、洗濯物を干そうとしたら、出来なかった。洗濯ネットのファスナーが開けられない。


情けなくなって廊下に出ると、鏡に髪のない自分が映った。

右手の自由と髪(抗がん剤を止めれば生えるけれど、止められるかどうか・・)、そして恐らく未来も奪われたことがひしひしとと感じられて、涙が止まらない。

たとえ先の見えた命であっても、手が自由ならもっと明るい気分で毎日が送れるのに。
右手の状態は以前よりマシになってきているけれど、自由とは程遠い。
自分だけでなく、家族にも負担と悲しみになっている。
ただただ悲しく悔しい。
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しなやかに したたかに 
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       大の苦手
☆好きな場所 
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