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~しなやかに したたかに~  乳がんとのお付き合い
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一度照射しているので難しいと思っていた放射線治療。完全に腫瘍を制御できる線量は無理だけれど、抗がん剤に加えて補助的になら照射できることになった。
嬉しい。
が、前回かなり強い副作用が出たので、抗がん剤との併用は副作用に堪えられるか少々不安だ。私は痛いこと、不快なことは大嫌いなのだ。

そんな不安を抱えながら、昨日は位置合わせをしてもらった。これは照射位置を正確に決めるための、とても大切なところ。
なのに問題発生。
前日に撮ったCTで位置を計算されたのに、CTのときにつけた印と3cmほど合わないらしい。二人の技師さんは「合わない」と、困惑していらっしゃるし、痛い腕を挙げている私も、痛みと痺れで脂汗が出てきた。次第に口呼吸になってくる。
余りの辛さに閃いた。
処方して貰っている、頓服の鎮痛剤、オキノームを飲んだら楽にならないかしら?

技師さんにそう話して、病棟から持ってきていただく。服用後5分ぐらいでホワッとした感じになったので再開。
直後技師さんが一言「あ、合ってる」
痛みのため、身体が歪んでいたのだ。痛みって、大変なことなんだ。緩和ケアチームを紹介していただけた幸運をあらためて感じました。
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今回の抗がん剤の副作用に脱毛がある。投与から二週間経った頃、主治医に「そろそろ抜けてくるからね」と言われた。予告通り、その二日後ぐらいから抜ける抜ける!面白いぐらいに抜ける!!
母は、髪の表層は抜かずに内側から抜くようにって言う。そうすれば、シャギーを入れたようになるからと言うのだが、どこから抜いてもエエやんか!!

次の日、娘が来て「面白そうだから抜かせて」と言う。無料で抜かせるのも勿体ない。一抜き50円!と、吹っかけたが「強欲だ」と返され、ゴソゴソ抜かれた。「面白いねー」と、娘は爆笑しながら抜いている。私も笑ってしまった。

意外なことに、全体の半分ぐらい抜けるまでは、見た目には大きな違和感がない。脱毛が始まって3日ぐらいで、帽子かバンダナが欲しくなる程度だった。

中身はともかく、「頭の形は良い」と言われていたし(他に誉めようがない)、スキンヘッドは一度してみたかったので、この状況は少々寂しいけれど楽しんでいる部分が多い。

ここで問題発覚。娘によると、地肌に結構しみやソバカスがあるそうだ。これでは理想のスキンヘッドにはならない。完全に脱毛したら、地肌にしみ取りパックをしよう。
右手の親指が動かず、力も入らない。これには参った。翌日、主治医が飛んできて腕の腫れが退く薬を出してくれた。
プレドニン。ステロイドだ。
これは抗がん剤投与から5日間「吐き気止め」として処方されていた。ということは、一時腕の腫れや痛みが軽くなったのは抗がん剤効果ではなくステロイド効果だったのか。

プレドニンを飲むと、親指は少し動くようになった。こんなことなら、先月中指が痺れ始めた時に処方してほしかったなー。
(現在右手の親指から薬指が痺れて動きにくく力が入らないため、字が書けない)

それから今日、放射線科の診察に呼ばれた!
右の乳腺には前回50Gyの放射線が照射されているため、必要な量はできないが40Gyなら照射できるとのこと。今の抗がん剤とも併用できるということだった。
それを待っていたの。
主治医は放射線ができないか放射線科医に相談するって、数週間前から言っていたもの。どうせならもっと早い段階で決めて欲しかった。指が動かなくなる前にね。
主治医は「自分とは切り口が違うから」と、快く緩和ケアチームへの紹介状を書いてくれた。

13日、緩和ケアチームの全員と、病棟の担当看護師が病室に来られる。ちょうど同室の方が外出中で個室状態だったので、その場で経過や現在の状態、心境を話す。
実際のところ先月は日に日に動かなくなっていく右手と、片付けなければならない仕事やイベントで一杯一杯だった。
「よく頑張りましたね」と言われて思わず涙が出てしまう。
そう、もう充分に頑張った。11月から仕事に復帰できるように、今は治療に専念しよう。

とりあえず、オキシコンチンは1日3回、1回10mg、それにハイペンという鎮痛剤を加えて二日間様子をみることになった。

オキシコンチンは減量になるので、少々心もとなく思っていろと、案の定痛みは強く感じるようになった。
二日後から1日3回、1回15mgにハイペンになり、かなり楽になった。

が、その金曜日の夕方からトンデモナイことになった。
恐れていた副作用、嘔吐、悪心は、一時ムカムカした程度でほとんど感じることなくて助かった。が、倦怠感が酷い。投与から4、5日は歯を磨く間立っているのさえ辛かった。
が、腕が重だるくなって右手だけで歯磨きをするのが難しかったのが、できるようになった。腕は相変わらず腫れているけれど、カチカチに硬くなっていたのが、部分的にだけど柔らかになった。以前より肩が動くようになり、両手で洗髪できるようになった。
抗がん剤の効果抜群!と思っていたのだが・・

一週間後に撮ったCTでは、変化なし。
更に一時退いていた腕の腫れも戻り、痛みも増してきた。何か変だ。

そんなとき担当の看護師さんが、緩和ケアチームの存在を教えてくれる。

気になっていた夜中に起こる疼痛は、入院以来即効性の医療用麻薬オキノームで抑えている。
今の状態に直接的な不満はないけれど、12時間毎のオキシコンチン服用後の眠気と倦怠感に困っていた。

この病院には常勤の麻酔科医がいない。緩和ケアチームはメンタル面からの痛みのケアとして2名の精神科医と薬剤師、看護師各1名で構成されている。

紹介してもらっても良いかもしれない。
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☆蚊とヘビと痛いのは
       大の苦手
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