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~しなやかに したたかに~  乳がんとのお付き合い
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8月1日、久しぶりに外科病棟に足を踏み入れた。前回は退院の際に「二度と戻らない」と心に誓ったのに、出戻りしてしまった。

今回の入院の目的は
・化学療法(初回なので副作用等不安なので)
・痛みのコントロール(何とか凌いでいるけれど、副作用対効果の点で不満足)
・できるなら放射線療法

初日は化学療法から。
今までの内服の抗がん剤「ゼローダ」は、癌細胞を集中的に攻撃できるため、脱毛などの副作用もほとんどない、QOLを保つことにかけては申し分のない薬だった。状況が許す限りゼローダにしがみついていたかったが効果がみられなくなったら仕方ない。
で、今回は3~4週毎の点滴になった。
薬剤師さんが、薬の名称や点滴の所要時間、効果、副作用などを細かく記した紙を持って説明に来てくれる。それによると、メインの抗がん剤は三種類
・5FU
・エンドキサン
・ファルモルビシン
この前後に悪心、嘔吐、倦怠感を抑えるための薬が入るので、全部で6時間半かかる。点滴はお昼過ぎに始まったので、終わるのは夜になる。
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今月から3ヶ月の休暇に入ります。
仕事のことを忘れて、3食昼寝・クーラー&抗がん剤付きの別荘へ。
研修医がイケメンだと良いな・・なんて不謹慎なことを考えながら、入院の荷物をまとめています。

月曜日に受診し、今の右手の状態では仕事に支障が出ていること、
痛みのコントロールが難しいことなどもあって、入院することにしました。
今の抗がん剤ゼローダも、肺には効いているようだけれど(呼吸は楽になった)
リンパ腺の転移には効いていないみたいなので、抗がん剤も変更。
今度はCEF?三剤併用になります。

副作用がどれほどのものか見当もつかない。
それよりも右手の状態が改善されて、仕事に復帰できるかどうか・・
不安は一杯だけれど、励ましてくれる人がいる。それを支えに頑張ってきます☆

7月の受診。

右腕の浮腫&痛みは日に日に酷くなってきていて、
1日にオキシンコチン30mgでは痛みが出るようになってきた。
で、あっさり1日40mgに増量。

右手の指先が痺れるようになってきたが、正座して足が痺れるのと同様の痺れか
腫瘍が神経を圧迫して起こる痺れか判断できないとのこと。
痺れは多少の不快感をガマンすれば良い。
が、運動機能に影響が出てくるなら、悲しい。

いよいよ抗がん剤を変更しなければならないようだ。
詳細は8月まで持ち越しとなった。
今、主治医が候補に挙げられてのは3種類。

・CEF
・タキソール
・タキソテール

それぞれ投与方法に違いがある。
効果や副作用は大して差がないとのこと。

どれが好みかと聞かれても・・

・エリック王子
・アラジン
・シェフ・ルイ
から デートの相手を選べと言われるようなもの。

簡単に選べないです~(>_<)


それから・・・
皆さんにご心配をおかけした父の容態ですが
お蔭様で、先日個室を出て大部屋に移り、食事も段々摂れるようになってきました。
昨日は短時間ですが、ある会議に出席するため外出もできたようです。

そして何よりも良かったのは、腫瘍がかなり大きくなっていたにもかかわらず
リンパ節への転移がなかったこと。
あの大きさなら・・・とリンパ節への転移は覚悟していただけに、ホっとしました。
父が「お腹の調子が悪い」と言い出したのは、先月のはじめでした。
元々胃が弱かったうえ、大の病院嫌いの父。
「そのうち治る」と様子をみるうちに、状態はどんどん悪くなりました。
何度も受診を勧めたのですが、「そのうち治る」の呪文でかわされました。

2週間ほどで水も飲めなくなり、さすがの父も辛さに耐えかねて病院へ。

腸閉塞で即入院でした。
腸が破裂寸前だったそうです。
でも、それだけではなかった。

腸閉塞の原因は、大腸がんでした。
かなり大きくなっていて、”ステージⅠということはないだろう”とのこと。
もちろん、本人には全て知らせてもらいました。

通常なら手術も1ヶ月待ちが普通の病院ですが
緊急ということで、入院の1週間後に手術をしてもらうことができました。

位置は上行結腸から横行結腸の曲がり角のあたりだったので、手術は
・大腸の右半分を切除し、小腸につなぐ
・リンパ節はレベル3まで切除
ということになりました。

現在術後1週間。
硬膜外麻酔が余り効かず、術後の痛みが辛かったようですが、
今は痛みも和らいだようです。

しかし・・・癌患者は一家に1人で充分なのに!!!

最近気になること。

腕の痛みと腫れが日増しに強くなってきている。
時々肘~手首までの知覚が鈍くなる。

もっと気になるのは、これからのこと。
痛みと腫れが強くなる→リンパ節の転移が大きくなっている?
知覚が鈍くなる→いずれは運動機能にも影響する?


先日の診察のときに聞いてみた。
重苦しい空気。
やはり心配していた通りで、ゼローダの奏効性にも疑問が出てきたため、
タキソールかアンスラサイクリン系の抗癌剤を薦められる。
となると、仕事も考えなければならない。
今より生活は制限される。

とりあえず7月にしたいことがあるので、8月まで待てるか尋ねてみる。
”薬の切り替えの遅れによるリスクを理解しているのなら”ということで一応希望通りになる。
が、運動機能に影響してきた場合はすぐに来院すること!と釘を刺される。

かな~り凹む。
いつまでこの生活を続けられるのか。
病気と共存していきたいのに。

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