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かなり大きめの錠剤で、これを朝夕4錠ずつ飲んでいる。
今のところ副作用は、服用後だいたい1時間後あたりから2~3時間、ムカムカすること。
ムカムカのあと、30分程度だけれど掌が熱くなったり、かなりだるく(眠く)なったりする程度。
この眠気は2時間程度続くので、仕事をしている平日が辛い。
昼休みをずらすとか何とかして、仕事に支障がないように考えなければ。
そして私にとって最大の副作用は金欠病を併発すること!
1クール21日分で保険適用後の本人負担額が19060円★診察の際に血液検査があるだろうし、それは3150円になる。また造影剤つきのCTは9450円なので、今月の医療費は既に3万円を超えているのだ。
肝心の効果のほうだが、感覚的に「効いている」と思う。
というのは、発病の2年ほど前から時折、鼻の奥でキナ臭い感じがあり、それを感じる時間が徐々に長くなってきていた。
そのキナ臭い感じは術後しばらくの間、全くなくなったので病気と何か関係があるのかな?と思ったりもした。
それは術後数ヶ月目から復活し、ここ2週間ほどは常時感じていたのだ。
が、ゼローダを飲み始めて数時間、そのキナ臭い感じが時折消えるようになってきた。
今日で2日目だけれど、この半日は全く感じていない。
この「キナ臭い感じ」というのは、私なりの腫瘍マーカーなのかもしれない。
そうは言っても、ほんの僅かでも良い材料があれば、それに縋ってしまいがちなので
過度に期待することがないよう、気をつけなければ。
先日のCTの結果を聞きにいった。
診察室に入るなり、覚悟はしていたものの「ヤバイ!」と感じる。
このDr.は普段は、張りのある比較的大きな声でシャキシャキと話されるのだけれど
このときはCTの画像を見ながら囁くように話される。
前回1個か2個だった肺の影はパラパラと増えている。
リンパ節も大きくなっている。
腫瘍マーカーも引き続いて上昇中。
残念ながら再発、転移と考えるのが妥当。
う~ん、やはりね。というか、予想したいくつかのパターンの中でも最悪に近い。
何となくイヤな予感はしていたのだ。
前回のCTにあった肺の影、本に載っていた肺転移の画像と酷似していたもの。
そうは思っていても・・・リンパ節だけならまだしも、肺への転移とは。
思わず「肺にもですか」と嘆息してしまった。
現実は厳しいけれど、事実は事実として受け容れなければ。
その上で何を優先させるか。
多少QOLは低下しても、1ヶ月でも長く生きることを優先させたい。
そして身体の動く間は普通の生活がしたい。
ホルモン療法の効果は期待できないので、経口の抗癌剤から試すことになった。
副作用も比較的穏やからしい。
とりあえずは、昨日までと同じ生活ができる。
抗癌剤で脱毛することを考えて、カット&カラーリングに行くのを控えていた。
だって折角キレイにしても、すぐに抜けたらモッタイナイもの。
けれど、予定の経口抗癌剤では脱毛しないらしい。
次の休日は、ヘアサロンに行ってこよう♪
Dr.はしきりに「大丈夫?一人で帰れる?」と心配してくださったけれど
今は大丈夫。予感めいたものはあったから、ある程度心の準備はできていた。
でも夜になったら、少し泣きたくなるかもしれない。
前回の検査の結果をハッキリさせないまま、2ヶ月が経った。
長いようで短い。つかの間の仮保釈期間。
今日は前回よりも少し踏み込んだ話になった。
・腕の腫れと痛みの原因は、画像上確認できるリンパ節の腫れが疑わしい。
腫瘤が神経を圧迫しているため、痛みが起こっていると考えられる。
このリンパ節だけなら「局所再発」なので、それほど暗くない。
・画像上影が見えるのは、リンパ節の他に肺にも1~2箇所。
これは前回聞いていなかったけれど、私がアレ?と思ったもの。壮大な後出し。
これが転移だとすると「遠隔転移」となるので、話はまるっきり違ってくる。
大きさとしては5mmぐらい。
・前回の血液検査で腫瘍マーカーの上昇がみられた。
今まで13~15で推移してきたマーカー値が53!(正常値は25以下)
結果が出るまでに帰宅したのだが、まさかこんな数値が出ていたとは・・・。
状況証拠はかなり揃っているのだけれど、Dr.はレベル1のリンパ節に転移がなかったことから、
更に深い部分にあるレベル2のリンパ節に転移しているとは考えにくいことを理由に
「自分としては転移とするには懐疑的」といわれる。
が、「そのリンパ腺は取りに行くのが良いと思う」とも。
(”取りに行く”ねぇ・・・そんな表現もあるのね)
不確定要素を前に、あれこれ推測していても始まらないので
とりあえず、再度造影剤つきのCTを予約。
この造影剤は血流を映し出すらしい。分子量がどーのこーのと言われたけれど。
造影剤は腎臓経由で排泄されるので、検査後は水分を多目に摂る方が良い。
結果は木曜日。
木曜日は仕事を抜けにくいのだけれど、そうも言っていられない。
にしても、この上腕から胸にかけての痛み、気になる。
万一の場合だけれど・・・家族には何て言おう。
前回の検査結果を聞いてから、それとなく「乳がん関連本」を居間に置いたり
肺や骨の転移は、比較的長く生きられることを話のついでにしたりして
雰囲気作りはしているのだけれど、当然ながら驚き、悲しむだろうな。
娘には、もっと踏み込んで言ってあるけれど、兄弟も叔父叔母もいない娘はどうなる?
娘の成長を身近で見守りたい。娘が困ったときは相談相手になりたい。
あと2年や3年で死ぬわけにはいかないのだ。
2周年記念に骨シンチと造影剤付きCTを撮ることになった。
造影剤って、苦手なんだな~
あの熱いチリチリした感じ。
激痛のマンモがなかったのはラッキーだけど、単純に喜んで良いのだろうか。
手術後1回もマンやエコーをしていないけれど大丈夫かな?
次回の予約は、「適当なときに検査結果を聞きにきて。次の予約はそのときにね」ということだった。
とある適当な日、検査結果を聞きに行く。
外科の外来はとっても空いていてホっとしたのだが、Dr.は診察室を出ていかれる。
「papagenaさん、ちょっと待っててね~」って声をかけられたけれど、それから15分ほども待ったかしら。
やっとDr.が戻ってこられたらしく、呼ばれて診察室に入ると骨シンチの写真がかかっている。
へぇ~、コレが私の骨ねぇ・・・
「骨は大丈夫だね」
良かった~!脳天気な私も実は小心者で、何週間か前からの腰に痛みも気なっていたから、
結果を待つ間というのはかなり堪えるのだ。
・・でも、「骨は」って言い方が少しひっかかる。
次はCT。
う~ん、脂肪がいっぱいだな~。
「肝臓はキレイだね」(肝臓限定でなく、肺も大丈夫と言って欲しい)
ここから雲行きが怪しくなる。
「あれぇ?放射線科から変なメッセージがあるねぇ」
やがて何枚もあるCTの写真の一枚に目を留められる。
片側に水玉模様が写っている。これは・・・
この断面は肺のようだけど、この水玉はもっと外側にある。
肺とおぼしきところにポツンとある、白いぼやっとした斑点も気になるけれど
それについては特にコメントされず、「リンパ腺だねー胸の筋肉の奥にある」
まさか転移?再発??
受診の段階で予測できていた初発の告知よりも再発の方がショックって本当にそのとおりだと思う。
触診で問題のリンパ腺は触れず。だけど痛み、圧痛は夏ごろから酷くなってきている。
Dr.は、暫くしてから「これは今すぐに白黒つけずに、次回また診てみましょう」と言われる。
(次回って2ヶ月後だけれど、そんなに間が空いても良いのかしら。)
問題のリンパ節は、手術で郭清したリンパ節より病巣から遠く
病理診断では郭清したリンパ節に転移は認められなかった。
といのが黒と言えない主な理由になるらしいが
ということはCTではかなり怪しいということではないだろうか。
もし再発としても、おそらく局所再発で遠隔転移より予後は期待できるだろうけれど、
局所再発を見たということは将来の遠隔転移の前兆ともいえるので、最終的には明るくなれない。
両親を看取るまで、娘が家庭を持つまでは元気でいたいのに。
けれど、取り敢えず執行猶予はついた。
ハッキリするまではこの結果のことで思い悩まないようにしよう。
元々、不確定のことでアレコレ悩むのは趣味ではないのだ。
だけど「危機管理意識」はしっかり持っておこう。
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